こんにちは!元ホステスのエリーと申します。
私は長年夜の仕事をしてきました。ナンバー1を維持する努力を惜しまないくらいですから、承認欲求はバリ強め(笑)
家庭環境がよくなかったことこともあり、孤独感を抱えやすい性格です。
案の定SNSにがっつり依存しました!
SNSって楽しいけれど、常に心が落ち着かないんですよね。
ひとりなのに、ひとりでないというか。
いつもソワソワしていて、ゆっくりしている時でも本当の意味で休息をとれていませんでした。
そしてある時ついにSNSをやめることを決意!
- note
フォロー機能があるのもは全てアカウント削除しました。
お仕事のためにやっていた部分もありましたが、お金よりも心の健康と人生の充実が大切だと考えた上での決断でした。
全てのSNSをやめてから数か月、私の生活はどう変わったのかお伝えしていきます。
\この記事を読むと分かること/
✔SNSをやめるメリット・デメリット
✔SNSをやめてできた心のスキマの埋め方
SNSをやめてよかったこと
まずはSNSをやめてよかったことをご紹介します。
人の反応を気にする必要がなくなった
当たり前ですが、何も投稿しないのですから、誰からも反応されることがありません。発信していた頃は、何か投稿するたびに常に人の反応が気になっていました。
「いいね」が何個つくかな?
私の言い方、誤解を招かないかしら?
写真上げたらフォロワーさん減った……やっぱり私ってブス?センス悪い?
とまあこんな感じです(笑)同じように「気にしすぎ」な方、たくさんいるのではないでしょうか。感情のアップダウンが激しいのって、すごく疲れますよね。
SNSをやめたら、自分の投稿への反応に一喜一憂することがなくなったため、メンタルが一定に保たれるようになりました。
他人への嫉妬心が減った
私は性格が悪い上にコンプレックスのかたまりのため、他人に嫉妬してしまうことがよくあります。SNSをやることは、自分から嫉妬心を生み出しにいっているようなものだったと思います。
- 自分よりも可愛い人に嫉妬
- 自分よりもいいねやコメントが多い人に嫉妬
- 自分より充実した毎日を送っている人に嫉妬
- 自分よりお金がある人に嫉妬
- 自分より才能がある人に嫉妬
嫉妬は必ずしも悪い感情ではないと思っています。自分が本当はどうなりたいのかを教えてくれるヒントになりますし、努力のエネルギーになるのは事実です。
でもやっぱり、誰かをねたむって疲れちゃいますよね。特に自分に自信がない時期はSNSで病みがちです。
イライラ・モヤモヤする時間が減った
SNSをやめたら、イライラ・モヤモヤする時間が激減しました。
SNSって、自分にとってキャパオーバーな情報や、ネガティブな情報まで容赦なく入ってきますよね。自分の投稿を嫌なコメント付きでリツイートされたり、いじわるなコメントをされることもありました。
SNSをやめると、そうしたマイナス要素から離れることができました。
穏やかな生活を取り戻しました!
1日の時間が余るようになった
びっくりすることに、SNSをやめたらめちゃくちゃ時間が余るようになったんです!
以前は常に「時間が足りない!」と思っていました。毎日何かに追いかけられるように生きていたんですよね。
しかしSNSをやめた今「暇だな~」と思う時間が増えました。暇を感じるなんて、社会人になってからあったでしょうか。
私には時間がなかったのではなく、作れていなかっただけみたいです。
今はSNSに使っていた時間を、読書やヨガなど有意義に使っています。
目の前のことを深く味わえるようになった
SNSをやっている時は、とにかく「いい写真」「映える写真」を撮るのに必死でした。
目の前に美味しそうな料理が運ばれてきても、絶景を目にしても、かわいい動物を見ても、まず写真。「美味しそう!」「素敵!」「かわいい!」と心で深く味わう前に、SNSのための写真のことを考えていました。
SNSをやめた今思うことは「思い出は写真よりも心に残しておいた方がいい」ということ。その時しか味わえない感動を、その瞬間に味わった方が、心が豊かになる気がしています。
会話が増えた
SNSをやめたら、家族や友人との会話が増えました。SNSに夢中になっていると、家族から話しかけられても「ウザいな~」とか思っちゃいますよね(笑) 友人と会っても、その子の近況はすでに知っているので、たいして話が盛り上がりません。
SNSをやめたら、家族とのんびり話せるようになり、友人の近況報告で大盛り上がりできるようになりました。SNSでのコミュニケーションも大切だったけれど、リアルに勝るものはないなと思っています。
友達が厳選された
SNSをやめたら、友人が減りました。といっても、本当は‟友人”ではなかったのかもしれません。
私と直接連絡を取ってでも会いたいと思ってくれる人達だけが、最後に残りました。決して多くはありませんが、わざわざ個別に連絡をくれる友人のことは大切にしようと思っています。
いわゆるリア充っぽくはないけれど、一緒にいて心地よい人達とだけつながれて、とても幸せです。
お金が増えた
SNSをやめたら、なんとお金が増えました。
- 見栄のためにモノを買わない
- 無理にSNS映えする場所に行かない
- 無駄な人間関係が切れたから飲み会に誘われない
理由としてはこんなところだと思います。
お金が増えたというよりは、使わなくなったというのが正しいかもしれません。
趣味、家族との時間など、本当にしたいことにお金を使えるようになりました。
SNSをやめて感じたデメリット
SNSをやめて穏やかな日常を取り戻した一方で、デメリットもありました。SNSをやめるか悩んでいる方にとって、メリットよりもデメリットの方が気になるかもしれませんね。私の生活に起きた変化を参考にしていただければ幸いです。
孤独感をおぼえる
SNSをやめたら、常に人とつながっている感覚から解放されました。始めのうちは人間関係の縛りから解き放たれて最高の気分だったのですが、数週間、数か月と時間が経つにつれ、さびしさが募るようになったのです。なんとなくスマホを開いても、LINEで個別に連絡する以外人とつながる手段がありません。
私はキャバ嬢をやるくらいですから、おしゃべりは大好きです。今は孤独に在宅ワークをしていて、夫以外誰とも話さない日がほとんど。
SNSは本当の意味で孤独を埋めてはくれないけれど、さびしさを紛らわすのには役立っていたんだと思いました。
仕事に悪影響がある
私はSNSを、趣味というよりビジネス目的で利用していました。キャバ嬢の仕事での集客やフリーの仕事の獲得に、SNSは強力なツールになります。自分の存在を広く知ってもらえるSNSは、お金を稼ぐのに役立っていました。
「続けてたらもっと儲かったかもな」
「信頼できるフォロワーさんにお仕事依頼したかったな」
と、今でもSNSをやめたことをちょっと後悔することがあります。
情報が手に入りにくい
SNSをやめたら、よくも悪くも情報に疎くなります。街のお店で始まったキャンペーン、好きなアパレルの新商品、仕事の求人などなど……。
SNSをやっていた頃は情報が勝手に入ってきましたが、やめたら欲しい情報は自分で取りに行かなくてはならなくなりました。
ただ、この点に関してはそこまで悪いとは思っていません。本当に必要な情報は、SNSがなくてもちゃんと入ってくるからです。余計な刺激がない分お金を使う機会が減り、節約につながりました。
ブログが読まれない・反応が分からない
SNSをやめたら、このブログへのアクセスが減りました。今の時代、SNSは多くの方にブログを読んで頂くための必須ツール。「記事を書きました!」とSNSでお知らせすれば、フォロワーさんが遊びに来て下さいます。
SNSに書いた記事をアップしていた頃は、感想をコメントして下さる方もいて、ブログにやりがいを感じていました。SNSをやめたら、頑張ってブログを書いてもアクセス0。微々たるアクセスがあっても、コメントを頂けることはありません。
読者目線で考えても、SNSへのコメントは気軽ですが、ブログへのコメントってちょっとハードル高めですよね(笑) 最近はちょくちょく閲覧数が増えてきて嬉しいですが、誰に届いているかも分からない状況で書き続けるのがさびしくなる時はあります。
暇つぶしが難しい
SNSをやめたら、暇つぶしが難しくなりました。ちょっとしたスキマ時間に、何をしていいか分からなくなったのです。
忙しいと思ってたけど暇な時間あったんですね(笑)
人を待つ時間、電車での移動中、半身浴の最中など、以前はSNSを見て楽しんでいた時間をどう過ごしていいか分からなくなりました。手持ちぶたさな時間にとまどうことが多かったです。
キャンペーンや懸賞に応募できない
SNSをやめると、企業がやっているキャンペーンや懸賞に応募できなくなりました。
- SNSフォローで〇〇プレゼント!
- インスタグラムでタグ付け投稿で〇〇が当たる!
- 当社の〇〇を広めて下さるアンバサダー募集!商品無料で提供します
こんな感じのコピー、最近よく見かけますよね。
SNSをやめてアカウントがなくなると、こういったキャンペーンに一切応募できなくなります。
昔はハガキやFAXで応募してましたよね…時代は変わった!
SNSの代わりに始めてよかったこと
SNSをやめて感じたデメリットをご紹介しました。メリットの方が大きいとは思いますが、やはりデメリットをカバーしたい気持ちもありますよね。
そこで、私がSNSの代わりの始めてよかったことをご紹介します。先ほど挙げたデメリットが、ほぼ全て解決されました!
スマホでひたすら読書
SNSに代わる新たな習慣として取り入れたのが、スマホでの読書です。Amazonの書籍読み放題サービス「kindle unlimited」に登録して、スキマ時間に読書を進めています。
これを始めてから、生活の質が格段に上昇。
教養が深まり、クラブのお客様との会話が弾み、指名が増えました。
知識も増えて、在宅でのお仕事をたくさん受注できるようになりました!
月額980円払っていますが、それ以上のリターンがあるので全く問題ありません。ファッション雑誌も読み放題なので、インスタグラムでのトレンドチェックもしなくなりました。
Web版インスタグラムを閲覧するだけ
「SNSをやめたいけれど、インスタでかわいいものを見てときめきたい……」という方には「Web版インスタグラム」の活用をおすすめ。知り合いをフォローせず、アプリではなくWebからインスタグラムを閲覧します。
Webからの閲覧は、以下のような利点があります。
- 友達とつながらずに情報だけを仕入れられる
- うっとおしい広告が一切出ない
- 「あなたにおすすめのアカウント」が表示されない
本当に自分が気に入っているアカウントのタイムラインだけ閲覧できるので、満足度が上がります。
余計な広告やおすすめアカウントに気をとられることがなくなり「SNS見てたら時間が溶けた泣」ということになりにくいです。
ただ、Web版ではインスタライブを見られないので、そこはデメリットですね。
ブログを書く
ブログを書くことは、自己表現になります。
- 表には出せない本音がある方
- 活動の記録などを残したい方
- 自分の思いを書くことで整理したい方
こういった方々にブログは最適だと思います。SNSには文字数や画像に制限がありますが、ブログにはありません。フォロー・フォロワーなどの人間関係もナシ。
手軽さはSNSに劣りますが、ブログの方が思いっきり自分を出せるでしょう。私はSNSをやめてから、ブログの更新頻度が上がりました。その結果、少しですが収益が発生し、お仕事のご依頼も頂きました。
自己実現しながらお金も稼げる。
「今までSNSに使った時間を、ブログに投資していれば……」と思うくらいです。
ブログは数字で結果が見えるので、いいねをもらう感覚と似ていて楽しい♡
在宅オンラインヨガ
SNSに時間を奪われる残念な暮らしを、丁寧な暮らしに変えてくれたのが在宅オンラインヨガです。先生とビデオをつなげることで、お家にいながらヨガレッスンを受けられます。
- メンタルが安定した
- 孤独感がなくなった
- スタイルがよくなった
など嬉しい効果があり、大変満足しています。
お気に入りすぎて、このブログで何回も紹介しています♡
オンラインコミュニティに参加
SNSの代わりに、お金を払ってオンラインサロンに入会しました。これまで1人ぼっちで在宅ワークをしていた私にとって、ここでの仲間との交流はとても励みになっています。
どこまでも自分の発言が拡散されてしまうSNSと違い、閉鎖された空間だと安心して話すことができます。メンバーを監視してくれる運営者がいるので、コミュニティは安全です。
投資する場所が同じということは、似たような価値観を持った方が多いということ。
私はWebライターをやっているのでライターのサロンに入会しましたが、ご自分の趣味に関するサロンや、有料ファンクラブに入るのもよさそうですね。
あえて‟有料”を選ぶことで
- 安心して発言できる
- リテラシーが高い方々と交流できる
- 無料では得られない有益な情報を得られる
といったメリットがあります。
アンケートでお小遣い稼ぎ
SNSをやめると、ちょっとしたスキマ時間に手持ちぶたさを感じてしまうことがありました。レジで並んでいる時とか、バス待ちの時とか……。
その時間を、私は「アンケートモニター」でお金に変えています。
アンケートモニターとは、スマホやからアンケートに答えてポイントをため、それを現金や電子マネーに交換できるサービスです。新発売の美容グッズやお菓子などを試して、企業に感想を届けるとお金をもらえます。
今まではSNSで時間を浪費し、なんなら物欲が湧いて余計なものを買ってしまっていましたが、その時間をお金を生み出す作業に変えることができました。
結論:SNSをやめてよかった。でも違う形で人とつながりたい
結論、私はSNSをやめてよかったです。
SNSをやめるデメリットもあるけれど、カバーする方法を考えれば問題ありません。
「幸せになりたいのか」
それを考えた時に、私はSNSをやめることを選びました。
私にとってSNSは、自分を幸せに見せるための道具であり、幸せになるための道具としては使いこなせませんでした。
SNSは悪だとは全く思いません。
ただ、もしあなたの暮らしが何らかの形でSNSに苦しめられているのであれば、ゆっくり考える時間を持ってもいいのかもしれませんね。
あなたが穏やかな毎日を過ごせることを願っています。
コメント