HSPにキャバ嬢がおすすめな理由

夜のお仕事
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みなさまこんにちは!

元ホステスのエリーと申します。

私は以前ブラック企業で働いていたのですが、キャバ嬢に転職しました。

キャバ嬢の仕事って、華やかでコミュ力の鬼、強靭なメンタルを持つ女性がやるものだと思っていませんか?

実は、私のように重度HSPで最弱のメンタルを持つ人でもできるお仕事なのです。

今回は、繊細さんやメンタル不調の方に向けて、働き方の選択肢を増やして頂きたくこの記事を書きました。

「メンタル弱くても続けられる仕事ないかな?」
「繊細だけど実は華やかな世界に憧れがある」
「どんな仕事しても続かない」

こんな風にお悩みの方にご覧いただけたら嬉しいです。

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HSPにキャバ嬢が向いている理由

まずは、なぜギラギラしたイメージのあるキャバ嬢のお仕事が、繊細さんに向いているのか解説します。

働きたい時に出勤すればいい

キャバ嬢は、自分でシフトを決められます。

求人情報には「シフト自由!」「週1のシフト提出だから予定が立てやすい◎」などと書いてありますが、これは本当。

キャバ嬢は企業にお勤めするのとは違い個人事業主なので、自分の働き方を自分でコントロールできるのです。

お店から雇われているわけじゃないんですよ!

また、会社よりもはるかに休みやすいのもポイント。

もちろん欠勤は褒められたものではありません。

しかし、「すみません、今日熱が出たのでお休みさせて頂きたいのですが……」と胃を痛くしながら会社に電話をかけるよりは、はるかに気楽に休めます。

これ、HSPのみなさんにとって特に魅力的なのでは?

疲れやすく超絶気分屋、偏頭痛持ちのHSPの私は、自分がどれだけ働くかを人に決められたくないという強い意志があります(単なる社会不適合者です笑)

「今週は頑張れそう」
「最近調子悪いから、出勤控えめにしとこう……」

自分の心と体の調子に合わせてシフトを組める点が、夜の仕事のいいところです。

チームプレイ<個人プレイ

キャバ嬢の仕事は“みんなで頑張る”よりも“1人で頑張る”といった感じです。

HSPさんは一人で仕事を進めていきたい方が多いと思いますので、これもメリットになります。

私は会社員の頃、チームで作業することに苦痛を感じていました。

仕事の進め方に疑問を持っても、人目を気にして何も発言できない。

自分のミスはメンバーのミスになり、メンバーのミスは私のミスになる。

常に監視・チェックされる。

HSPには地獄でした……

一方キャバ嬢の仕事は、他人と協力しなければ成り立たないということはありません。

ある程度お店のルールを守る必要はあるものの、自分らしく振舞うことができます。

自由な分責任は全て自分にありますが、他人を気にしなくていいし、迷惑をかける・かけられることも少ないです。

社会になじめない人でもOK

「なんか私、社会になじめないな」
「人と違うのかな」

そんな風に感じたことはありませんか?

 

私はめちゃあります!(笑)

夜の世界は、そんな女性も受け入れてくれますよ。

夜の世界で売れるのは、いい意味で「おかしい」「ぶっとんだ」「変な」人です。

世の中に歓迎される真面目ないい子よりも、個性があった方がお客様が面白がってくれます。

  • 空気が読めない発言をしてしまう
  • 他の人と考え方が違う
  • 常識がない

こんな方は、コンプレックスを強みに変えられるでしょう。

HSPだけでなく、ADHDの方にもおすすめできる仕事です。

嫌になったらすぐ辞められる

告白します。

私はクラブの仕事を飛び、店のママを着拒しました。

派遣キャバクラの事務所も「今日から行けません」とだけLINEで伝えて辞めました。

本当は筋を通してやめるべきなのですが「これ以上は自分の心が壊れる」と思うほどの大事件があり、突然辞めた経験が2度あります。

よくないんです。

よくないんですけど、一般的なお仕事よりも多めに見てもらえるものなのです。

そもそも、当時の私は「辞めやすい仕事」を求めていました。

新卒入社した会社を鬱で退職したのですが、辞めるまでのプロセスが本当に辛くて……。

体調的に仕事が続く気がしなかったので、雇用契約を結ばないキャバ嬢の仕事を選びました。

水商売では、女の子がいきなり来なくなるというのは日常茶飯事。

お店の人が追いかけてくることも、法的に問われることもありません。

正社員を辞めるのは本当に大変なことですが、水商売は嫌になったら即辞められます。

(ただ、あまり気持ちのいいものではないので飛ぶのはおすすめはしません笑)

働くのは1日3時間だけでもいい

キャバ嬢は、なんと週3時間から働けます。

「体力がない」
「仕事が嫌い」
「まじ働きたくない」

という方も、週3時間だけなら頑張れると思いませんか?

試しに求人情報を見てみてください。

「週1~、1日3時間からOK」というフレーズが、けっこう見つかると思います。

OLさんが副業しやすいもの納得ですね。

まあ実際は「〇〇ちゃん、水曜日も出てくれない?」とかスタッフさんから言われることもあるのですが、適当な理由をつけて断れます。

「すみません、その日彼氏の誕生日で~」で出勤を断れるんです。

普通の会社じゃ、まずありえないですよね(笑)

得意な気配りで稼ぎアップ

HSPさんの特性として

  • 周囲の状況によく気が付く
  • 他人の気持ちに敏感
  • 相手を思いやる気持ちがある
  • 場の空気が読める

というのがありますよね。

キャバ嬢の仕事はお客様とのコミュニケーションや気配りが大事なお仕事なので、HSPの気質を十分に発揮することができます。

「あのお客様、1人だけ会話に入れていないかも?」
「〇〇さんは足が悪いから、こっちのソファ席に案内しよう」
「〇〇さん体調が悪そうだったから、風邪薬を差し入れしよう」

繊細さんは、このように小さな気遣いを当然のようにできる人が多いです。

お客様に気に入られると、当然稼ぎも増えます。

自分が無意識にできることで、収入がアップしていくのです。

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HSPがキャバ嬢をする時に辛いこと

繊細さんがキャバ嬢をするにあたって、もちろん辛いこともあります。
ここでは、私が感じたキャバ嬢の辛い部分をご紹介します。

マルチタスク

キャバ嬢のお仕事は、難易度は低いものの常にマルチタスクです。

  • 会話をしながら飲み物を作ったりテーブルを綺麗にしたりする
  • 1対3で会話することもある(クラブの場合)
  • 団体客の接客では全体を見て動く

HSPは複数のことを一度にこなすのが難しい傾向にあります。

これらのことを大変だと思うかもしれません。

私もお客様とマンツーマンで話すのは得意ですが、複数人を相手に話すのはかなり苦手でした。

とはいえ、1人での来店が多い店を選んだり、経験を積むことで慣れたりといった解決策もあります。

大きなキャバクラよりも小さなキャバクラを選んだり、1対1の接客が多いガールズバーで働くのもいいですね。

マルチタスクではありますが、そこまで大きな問題ではないかもしれません。

嫌なお客様に当たると辛い

夜の仕事では、素敵なお客様との出会いがたくさんありました。

しかし、紳士だけが訪れるわけではありません。

嫌な人、いっぱい来ます(笑)

「俺、ブスは嫌いなんだよね。チェンジ!」
「こんな仕事してるなんて底辺だな」
「もっとまともに話せないの?」

こんな嫌なことを平気で言うお客様もいます。

お客様は人を下に見ることで優越感を得たいだけなのですが、傷つきやすいHSPさんは真に受けてしまいますよね。

私も意地悪な言葉にはたくさん傷つけられました。

キャバ嬢の仕事は「真に受けない力」が育ちますね(笑)

高収入ですし、本当に嫌な客は出禁になるので大丈夫です。

世間体が気になる

夜の仕事のイメージはだんだん変わってきつつあるものの、未だに偏見を持たれているのも事実です。

親に知られたら殴られるかもしれないし、彼氏にバレたら別れを告げられるかもしれない。

私は誇りをもってお仕事していましたが、やはり世間体がいい仕事とはいえません。

他人からの目を気にしてしまう傾向にあるHSPさんにとって、世間体が悪いというのは大きなデメリットですね。

安定はない

キャバ嬢の仕事は自由度が高くてたくさん稼げるけれど、安定は保証されません。

福利厚生もなければ雇用保険もありません。

若さは有限なので、ずっと働き続けることは不可能でしょう。

履歴書に書ける経歴やスキルも得られません。

たくさん稼げても常に将来が不安になってしまう可能性はありますね。

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キャバ嬢はHSPさんの選択肢の1つとしてアリ

HSPがキャバ嬢をやることのメリット・デメリットをご紹介しました。

どう感じたかは人それぞれでしょう。

私は、働き方に悩みがちなHSPさんのお仕事の選択肢の1つとして、夜の仕事もありだと思っています。

「お金がほしい」と思ったらすぐに始められて、辞めるのも簡単。

自分の頑張り次第で収入は青天井。

もちろん一生水商売だと不安要素も多いので、つなぎ”としてやってみるといいのではないでしょうか。

  • やりたい仕事が見つかるまで
  • 転職活動中のアルバイトとして
  • とにかく今を食いつなぐために
  • 組織で働くことに疲れてしまった

こんな風に感じている方に、最低限の収入減を確保するためのキャバ嬢という仕事についてお伝えしました。

実際私もうつ病になって普通に会社努めができなかった時、この仕事のおかげで生きていけました。

誰か1人にでも、ヒントになっていれば嬉しいです。

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