みなさまこんにちは！元ホステスのエリーです。
私は、歴５年のミニマリストですが、決してシンプル好きではありません。
なんせ元夜の女ですから、可愛いもの・ギラついたもの・派手なものが大好きです(笑)
一時はミニマリストの間で話題の「私服の制服化」にチャレンジしましたが、心が枯れてしまって断念。
シンプルな服の組み合わせでおしゃれを楽しむミニマリストさんは多いですが、派手な服でミニマリストやっている方は見かけたことがありません。
私はこの５年「キラキラファッションで可愛くいたい。でも、お金はかけたくない。モノを増やしたくない。コーディネートや服選びに悩む時間をなくしたい」という思いを元に、試行錯誤しながら自分のファッションスタイルを確立させてきました。
現在の私は、華やかな服を毎日とっかえひっかえ楽しみながらも、モノを増やさずお金も時間も使いすぎないおしゃれを実現させています。
今回は、私がいかにして今の「派手ミニマリスト」になれたかを、失敗談と共にお話ししたいと思います。
＼この記事がおススメな方／
✔シンプルな服を着ることに飽きたミニマリストの方
✔お金・時間・労力をかけたくないけど可愛くなりたい方
一緒に「可愛いミニマリスト」を目指しましょう♡
「私服の制服化」とは
「私服の制服化」とは、服を選ぶのに迷う時間と労力を減らすために、制服のように毎日着る服を決めることです。
毎朝の時間の節約になるのはもちろん、次から次に服を買ってしまう現象から抜け出せるため、お金の節約にもなります。
一般的なミニマリストのファッションといえば、こんな感じ。
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- どんな服と合わせてもおかしくならないシンプルなアイテムを買う
- 買う服の色を絞る
- 毎回同じブランドで買う
など‟マイルール”を設けて服を買うことで、コーディネートに迷わないようにしている方が多いです。
お金も時間も節約できて、買い物の失敗も少ない。
確かに合理的な方法ですよね。
私が「私服の制服化」に向かなかった理由
私もスマートに生きるために、シンプルな服を揃えて「私服の制服化」にチャレンジしたことがあります。
しかし、それは見事に失敗に終わりました。
私が私服の制服化に向いていなかった理由をひもといていきます。
自分らしさを見失ったから
服をシンプルにしすぎたことで、私は自分の好みや自分らしさを見失いました。
整った暮らしにあこがれはあったものの、シンプルな服は私に似合わなかったし、好きになれなかったのです。
私は元々、華やかな服が好きです。
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ミニマリストの真逆の服が好き！
そして、派手な色や服が似合う顔。
「好き」だし「似合う」のに、ムリに路線を変えようとしたことで混乱しました。
理想の生活を手に入れようとしすぎて、自分の中の「素敵！」「かわいい！」といった素直な感情を封印してしまったことは、心を貧しくしていた気がします。
ショッピングが楽しくなくなったから
私服の制服化を目指してからというもの、私の休日の楽しみだったウィンドウショッピングが楽しくなくなりました。
✔色は白・黒・グレーのどれか
✔素材は手入れが簡単で自宅で洗えるもの
✔手持ちの服で３パターンの着回しが考えられなければ買わない
など、ルールを決めすぎた買い物が楽しいわけがありません。
素敵なワンピースを見つけて一瞬心が躍っても「これは基準を満たしてない」と気持ちに蓋をするのです。
そうこうするうちに、かわいい服が並んでいるのを見ても何も感じなくなり、鬱っぽい感じになってしまいました。
同時に「ファッション雑誌を眺める」「インスタで素敵なアイテムをチェックする」といった趣味も失いました。
それらを見たところで、ルールから外れているアイテムは手に入れられないのですから。
ある程度のルールを決めることはお買い物を楽にしてくれますが、やりすぎはよくありませんね。
低身長で標準サイズが似合わないから
私は身長140㎝代の低身長女子です。
ユニクロとかGUとか、ミニマリストによく使われるシンプルで大衆的な服は、できるだけ多数の人の体に合うように作られています。
平均の体型から大きく外れている私にとって、シンプルでもスタイリッシュに決まる服を探すのは至難の業。
ある程度デザイン性のある服ならごまかしが効く部分もありますが、シンプルな服は自分のコンプレックスを隠し切れませんでした。
モテなくなったから
私服の制服化を目指して、シンプルで当たり障りない服を着始めてから、全くモテなくなりました(笑)
当時は夜の仕事をしていましたが、地味な服で同伴に行っても喜ばれないし、スカウトのお声がかかることもなくなりました。
彼氏から面と向かって「最近なんか地味じゃない？前の方がいい」と言われたことも……。
モデルさんならシンプルな服もかっこよく着こなしますが、私は身長が低くて童顔なので、やっぱり全然似合わないのでしょう。
スマートで魅力的な女になりたくて私服の制服化を始めたのに、魅力半減なんて本末転倒ですよね。
やっぱり、いつまでもチヤホヤされたいー！(笑)
派手服ミニマリストが難しい理由
私服の制服化で効率のよい毎日を目指すことに挫折した私ですが、改めてなぜデザイン性が高い服でミニマリストをやるのは難しいのか考えてみました。
組み合わせパターンが限られるから
派手服ミニマリストが難しい１番の理由は、デザイン性が高い服に組み合わせられるアイテムが限られることです。
「何を合わせても大丈夫」とはならないので、買い物や朝のコーディネートに時間がかかります。
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こんなシンプルなニットになら、どんなスカートやパンツ、小物を合わせてもしっくりくるでしょう。
しかし、
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このようにデザイン性が高いアイテムだと、合わせられるアイテムは限られてきます。
「このトップスに合う服を買わなきゃ！」
「バッグは色味を抑えなきゃ！」
と、次々にモノが増えていくのです。
飽きが早くなるから
シンプルな服だと飽きがこないわけではありませんが、デザイン性が高い服はその何倍も飽きやすいです。
ごく普通の服であれば眺めて愛でることもないですが、美しい服だとうっとりして長い時間見てしまいます。
テンションが上がった分、飽きがくるのが早くなるのでしょうか。
どれだけ気に入って手に入れたとしても、数回ワクワクして使えればいい方。
何度が身に着けると、買った時の喜びはだんだん薄れていくものです。
飽きる上に着回しが難しくて使いづらいため、タンスの肥やしになるのが早いです。
「またその服？」と思われやすいから
可愛い服を着ているとウキウキしますが、同じ服を着て同じ人に合うのはためらわれます。
シンプルで目立たない服だと誰からも覚えられていませんが、目立つ服なら覚えられていて当然です。
もちろん、みんな素敵な服を見て「かわいいね！」と言ってくれるでしょう。
しかし注目を集めるということは、それだけ「またその服？」と思われやすい服だということです。
そう思われるのを避けるために、また新たな服に手を出してしまう。
やはり、派手服でミニマリストは難しいです。
派手で可愛い服でミニマリストを実現した方法
私服の制服化の挫折や、派手服ミニマリストの難しさについて語ってきました。
「ミニマリスト」という心地よいライフスタイルと「可愛くて華やかな服を着たい」という願望。
これらの両立を諦めかけていた私ですが、試行錯誤の末、自分なりの解決策を見つけました。
現在の私は、心躍る素敵な洋服を身に付けながら、すっきりしたクローゼットを保っています。
どうやってそれが実現したのかお話しします。
トップスはシンプルに、スカートは派手に
まず「トップスはシンプルに、スカートは何でも好きなアイテムを買ってもいい」と決めました。
今私が持っているトップスは、何の飾りもない白と黒のシンプルなアイテムのみです。
シルエットも、体にフィットするタイトめなものだけと決めています。
その代わり、スカートやパンツはデザイン性が高いものを選んでいます。
柄も素材もシルエットも気にせず、好きなものを購入。
こうすると、日々の買い物ではボトムスだけこだわって探せばいいことになります。
毎日どんなボトムスを選ぶかワクワクする時間はありますが、そのスカートに合うトップスを考えて疲弊する時間はありません。
だって白黒の定番トップスであれば、何を合わせてもしっくりきますもの。
私の生活におけるファッションは、潤いを残しつつも格段に効率がよいものとなりました。
ちなみにトップスをシンプルにすることに決めたのは、私の骨格がストレートタイプだから。
重心を上に持ってくるとバランスが悪くなることが分かり、上半身に目立つデザインを持ってくることを避けたのです。
一度自分の骨格やパーソナルカラー診断を受けてみると、どこをミニマムにすべきかヒントを得られるかもしれません。
診断は１万円くらいしましたが、服選びの失敗がなくなり、センスもよくなって投資したかいがありました！
服はシンプルに、小物で華やかさをプラス
派手服ミニマリストを実践するにあたり、もうひとつ決めてよかったルールは「服はシンプルに、小物を派手に」というものです。
以前は逆で、服が派手なので小物は引き算をしていました。
でも、できるだけお金をかけずに効率よくファッションを楽しみたいなら、バッグやアクセサリーなど小物をキラキラさせた方がよかったです。
・収納の場所を取らない
・クリーニング代がいらない
・いちいち素材に気を遣って洗濯しなくていい
・服のイメージを大きく変えられる
・飽きたらメルカリで売りやすい
・質がいい小物を持つと「高い女」に見られる！
意識を服<小物に変えてみるだけでも、華やかミニマルファッションに近づけるのではないでしょうか。
服は制服化して、小物だけキラキラを楽しむミニマムライフもあり！◎
レンタルという選択肢
私が派手服ミニマリストを叶えられた最終兵器があります。
それが「ファッションレンタル」という選択肢です。
色々なサービスがありますが、私が選んだのはRcawaii(アールかわいい)というサービスです。
定額を支払えば、色々な服を借り放題で楽しめます。
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甘めでキャバ嬢らしい華やかなブランドが多く、個人的にはどのサービスの服よりも好みでした。
派手な服は飽きやすいし、手持ちの服と合わなくて失敗しがちだし、１度着ると同じ人と会う時は着にくくなるし……。
「それならレンタルでとっかえひっかえ派手な服を着ればいい！」と思いつきました。
※実際に届いた服はこんな感じ ↓↓ (新品も届くよ！)
最初はサブスクで毎月決まった料金が加算されるのが嫌だなあと思っていました。
でも逆に言えば、年間の洋服代が可視化されて安心感があります。
年間総額100万円くらいのお洋服を、月々１万円で所有のストレスなく楽しめるのは、私にとってかなり好都合でした。
▪通販でミスってお金をドブに捨てる
▪飽きた服をタンスの肥やしにする
▪もう着ない服をメルカリに出すけど売れない
このようなことがなくなって、すがすがしい気持ちでおしゃれを楽しめています。
「いつも可愛いね！」と言われるようになり大満足です♡
すっかりファッションレンタルにハマった私は、ついにバッグのレンタルにも手を出すことに！(笑)
ラクサスというサービスで、エルメスやルイ・ヴィトンなどのハイブランドバッグが定額で借り放題できます。
セリーヌのバッグを借りて、主人と九州旅行に行きました♪
バッグもファッションの一部なので、飽き性の私にはレンタルがちょうどいいです。
たくさんのバッグを試せば、自分が使いやすいバッグの特徴も明確になってきます。
私のミニマムファッションライフには、もうレンタルなしの生活が考えられません！
ミニマリストだからってシンプルなおしゃれをする必要なし！
派手好きキャバ嬢のミニマリストファッション事情についてお話ししました。
キラキラしたものが大好きな私にとって、私服の制服化でシンプルなおしゃれをすることは向いていませんでした。
確かに洋服に悩む時間やお金は節約できましたが、自分の素直な感情を押さえつけることで、どんどん心がすさんでいきました。
「かわいくて華やかな服をたくさん着たい。でも時間とお金をかけたくないし、モノを増やしたくない」
そんな私の願いを叶えてくれたのがファッションレンタル。
毎日キラキラファッションや憧れバッグを身に着けながらも、ルールやモノに縛られず暮らせている今が一番楽しくて幸せです。
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